🐛 ハチ 📍 愛知県名古屋市緑区

愛知県名古屋市緑区 戸建て住宅の軒天内部のスズメバチ駆除

外からは巣が見えないのに蜂の出入りが続いた住宅で、軒天の内部に営巣したキイロスズメバチの巣を開口して撤去した事例

📋 案件概要

害虫・害獣 ハチ
施工エリア 愛知県名古屋市緑区
施工日 2025/9/12

ご依頼内容

名古屋市緑区の築24年・木造2階建てにお住まいのご家族より、「8月の終わりごろから、2階の窓の外を大きな蜂が何匹も行き来している。巣は見当たらないが、日に日に数が増えている」とのご連絡をいただきました。

小学生のお子様が庭で遊ぶため、市に相談したところ駆除は行っていないと案内され、当社へお問い合わせいただいた経緯です。当日の夕方に伺いました。

現場調査

双眼鏡で外周を確認したところ、巣そのものは目視できませんでした。蜂の飛行ルートを10分ほど追い、次を確認しています。

  • 南面の軒天(軒裏の天井板)にある換気ガラリの隙間へ、蜂が続けて出入り
  • 出入りしていたのはキイロスズメバチ。1分あたり十数匹の往来があり、巣は成熟期
  • 軒天板を叩いて反響を確かめ、内部に空洞と塊があることを確認
  • 巣が屋外に露出していないため、外からの薬剤散布では届かない構造

キイロスズメバチは屋根裏、壁の中、換気口、戸袋といった閉じた空間に営巣する種で、スズメバチの中でも攻撃性が高いことで知られます。9月は巣が最も大きくなり、働き蜂の防衛行動が強まる時期です。この状態の巣を刺激すると、開口した瞬間に一斉に出てきます。

施工内容

事前準備

  • 近隣3軒へ作業時間をお伝えし、当日は窓を閉めていただくよう依頼
  • ご家族には作業中、1階の北側の部屋で待機していただく段取りを説明
  • 蜂の活動が鈍る日没後を作業時間に設定

撤去作業

  • 防護服を着用し、脚立と足場を設置
  • 蜂が巣へ戻りきったことを確認し、換気ガラリの出入口を封じて外へ出られない状態をつくる
  • 軒天板を最小限の範囲で開口し、内部へ薬剤を注入
  • 直径28cmの巣を巣盤ごと切り離して回収。幼虫と蛹を含めて袋詰めし持ち帰り
  • 開口部の周囲と小屋裏側の野地板へ残効性薬剤を処理

復旧と再営巣の防止

  • 開口した軒天板を新しい板で復旧し、塗装を合わせて仕上げ
  • 換気ガラリを目の細かいステンレス製へ交換
  • 軒裏と破風の取合いにできていた別の隙間2箇所もパテで閉塞

結果

作業は日没後の1時間45分で完了しました。翌朝、巣に戻れなかった働き蜂が数匹うろついていましたが、3日後の再訪時にはいなくなっており、以降の目撃はありません。翌シーズンの6月に点検へ伺い、新たな営巣がないことを確認しています。

担当者コメント

蜂の巣が外から見えないのに出入りだけが続く場合、軒天の内部、床下換気口の奥、シャッターの戸袋といった閉じた空間にキイロスズメバチが営巣していることがほとんどです。軒下の枝や壁面に露出した球形の巣をつくるコガタスズメバチとは、対処の手順がまったく違います。この状態で市販のスプレーを吹きかけると、興奮した蜂が隙間から一斉に出てくるため、かえって危険です。名古屋市は蜂の巣の駆除を行っておらず、各区の保健センターで受けられるのは相談と指導までですので、開口が必要な巣は無理をせずご連絡ください。撤去したあとに隙間をふさぐところまで行えば、同じ場所への再営巣は防げます。

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