シロアリ駆除|ヤマト・イエシロの被害とバリア/ベイト工法
建物の構造材を食い荒らす危険な害虫です
シロアリとは
シロアリは木造建築物の構造材を内部から食害し、建物の耐震性を著しく低下させます。発見が遅れると修繕費用が高額になることもあります。
危険性・被害
- 建物の構造材を食害し耐震性低下
- 修繕費用が高額になる
- 資産価値の低下
こんな症状はありませんか?
- 羽アリが室内に出た
- 床がブカブカする
- 柱を叩くと空洞音がする
シロアリ被害のサイン|まず自己チェック

次のような状態が一つでも当てはまる場合、シロアリ被害の可能性があります。
- 春〜初夏に羽アリの大群を見た(群飛は被害が進行しているサイン)
- 窓辺やサッシに透明な羽が大量に落ちている
- 床がフワフワする・きしむ・畳が沈む
- 柱や壁を叩くと「ポコポコ」という空洞音がする
- 基礎や束石に土のトンネル(蟻道)がある
- ドアや窓の建て付けが悪くなった
- 木材の隙間や床に砂粒状の粒(フラス)が落ちている
とくに床下・基礎周辺はシロアリが最も好む場所です。地中から蟻道(ぎどう)と呼ばれる土のトンネルを作り、基礎を伝って木材に到達します。浴室・洗面所周辺は湿度が高く、タイルの目地やコーキングの劣化から水が染み込むと食害が一気に進みます。玄関ポーチ・勝手口・雨漏り箇所など、湿気と木材が接する場所も要注意です。
シロアリの種類|ヤマト・イエ・アメリカカンザイと羽アリの時期
日本の住宅被害の中心となるのは、主に次の3種類です。羽アリの発生時期で種類をある程度推測できます。
ヤマトシロアリ(ほぼ全国に分布)
日本で最も被害件数が多い種類です。湿った木材を好み、床下や浴室周辺から食害を始めます。羽アリは4〜5月の昼間に群飛します(沖縄では2月頃、東北・北海道では6月頃)。コロニーの規模は数万匹程度とされ、比較的緩やかに加害しますが、放置すれば確実に被害は広がります。
イエシロアリ(神奈川以西の温暖な沿岸部が中心)
分布の北限は千葉県・神奈川県の沿岸部とされ、神奈川以西の温暖な地域・四国・九州・南西諸島で被害が目立ちます。羽アリは6〜7月の夜間に群飛し、電灯に飛来します。加害力が非常に強く、被害が甚大になりやすい種類です。
アメリカカンザイシロアリ(外来種・都市部で拡大傾向)
北米原産の外来種で、乾いた木材を食害する「乾材シロアリ」です。床下に限らず、2階の柱や家具まで被害が及ぶことがあります。羽アリは7〜10月頃に見られます。糞が砂粒状の「フラス」として落下するのが発見の手がかりで、複数の都府県で確認されています。
シロアリと黒アリの羽アリの見分け方

室内で羽アリを見つけた場合、「シロアリか黒アリか」で対応が大きく変わります。次の3点で見分けられます。
| 部位 | シロアリの羽アリ | 黒アリの羽アリ |
|---|---|---|
| 触角 | 数珠状でまっすぐ | 「く」の字に曲がる |
| 胴のくびれ | なし(寸胴) | 腰がはっきりくびれる |
| 羽 | 4枚がほぼ同じ大きさ | 後ろの羽が小さい |
さらにシロアリの羽アリは着地後すぐに羽を落とす習性があります。窓辺に透明な羽が大量に落ちていたら、シロアリの群飛の証拠です。すぐにご相談ください。
シロアリ被害を放置するとどうなる?

シロアリの被害は見えない場所で静かに進行するため、気づいたときには広範囲に及んでいることが少なくありません。放置すると次のリスクが高まります。
- 耐震性の低下:柱・土台・大引などの構造材が食害されると、建物を支える強度が落ちます
- 修繕費用の増大:被害が広がるほど、駆除費用に加えて木材補修・張り替えの費用がかさみます
- 資産価値の低下:中古住宅の売却時、シロアリ被害は価格の減額要因になり、告知が必要になる場合があります
「築浅だから大丈夫」とは限りません。木材と湿気の条件が揃えば、新しい住宅でも被害は起こり得ます。
シロアリ駆除は自分でできる?DIYの限界

自分でできること(予防・監視レベル)
- 床下の換気を確保し、湿度を下げる(換気口を塞がない)
- 基礎周りに木材・段ボール・古材を放置しない
- 市販のベイトステーションを設置して侵入を監視する
業者に任せるべきこと(駆除レベル)
一方、被害が出ている場合の駆除をDIYで行うのは危険です。
- 市販の殺虫スプレーは逆効果:その場の個体は死んでも、残りが散らばって別の場所に移動する「忌避分散」を起こし、被害範囲がかえって広がります
- 床下への自己散布はムラが出る:均一に処理できず効果が不十分になり、薬剤選定を誤ると健康被害のリスクもあります
プロは土壌バリア処理・木部注入処理・ベイト工法を、建物の構造と被害状況に応じて使い分けます。
シロアリ駆除の費用相場【坪数別・工法別】
シロアリ駆除の費用は「坪数(施工面積)」と「工法」で決まります。以下は2026年時点の各社調べによる目安で、実際は被害状況・地域・建物構造によって変動します。
坪数別の費用目安
| 1階の床面積 | 費用目安(税込) |
|---|---|
| 20坪 | 約8〜20万円 |
| 30坪 | 約12〜30万円(代表値20万円前後) |
| 40坪 | 約16〜40万円 |
| 50坪 | 約20〜50万円 |
坪単価はおおむね6,000〜8,500円(1㎡あたり約2,000〜2,500円)が目安です。当社は坪5,500円〜と相場より抑えた価格でご案内しています。
「安すぎる業者」に注意
相場より極端に安い価格には注意が必要です。「1㎡あたり」の単価だけを小さく見せて安く感じさせる(1坪=約3.3㎡)、穿孔注入や出張費を「諸経費」として後から別請求する、床下換気扇や調湿材などを抱き合わせで高額販売するといった手口が報告されています。見積書の内訳を必ず確認しましょう。
費用を抑えるコツ
- 3社程度の相見積もりを取る
- 羽アリシーズン(春)前など繁忙期を避ける
- 被害が軽いうちに早期対応する(被害が広がるほど高額に)
バリア工法とベイト工法の違いと選び方
シロアリ駆除の主な工法は「バリア工法」と「ベイト工法」の2つです。
| 比較項目 | バリア工法(薬剤処理) | ベイト工法(毒餌) |
|---|---|---|
| 仕組み | 床下の木部・土壌に薬剤を処理し防除層を作る | 建物外周に毒餌を設置し巣ごと駆除 |
| 即効性 | 高い | 遅い(効果まで時間がかかる) |
| 薬剤散布量 | 多め | 少なめ |
| 費用の目安 | 1㎡あたり約1,320〜3,000円/30坪で約10〜15万円 | 外周1mあたり約3,000〜5,000円+年間管理費 |
| 向いている人 | 被害があり即効性・費用を重視する方 | 薬剤を抑えたい・巣ごと駆除や予防重視の方 |
一般的に費用はバリア工法<ベイト工法で、ベイト工法はバリア工法の1.5倍程度になることもあります。ベイト工法は定期的なモニタリングと薬剤交換(管理費)が前提です。当社は建物の状態を確認したうえで、最適な工法をご提案します。
シロアリ駆除に使う薬剤と安全性
シロアリ防除に使われる代表的な有効成分には、次のようなものがあります。
- フィプロニル:忌避性が低く、シロアリが気づかずに巣へ持ち帰るため巣内へ効果が広がりやすい成分
- ビフェントリン:合成ピレスロイド系で、強い殺蟻力を持つ成分
- クロチアニジン:ネオニコチノイド系で、土壌・木部処理に広く使われる成分
- ヘキサフルムロン:ベイト剤に使われる脱皮阻害剤(IGR)。遅効性で巣の根絶を狙う
- ブロフラニリド(テネベナール):忌避性が低く長期の予防効果が期待される新しい系統の成分
当社では、被害状況や建物、お子様・ペットの有無を踏まえ、安全性の確認された薬剤を選定します。使用する薬剤名と施工方法は、事前にご説明いたします。
失敗しないシロアリ駆除業者の選び方
業者選びで確認したいポイントをまとめます。
- 有資格者の在籍:しろあり防除施工士など、専門資格を持つスタッフがいるか
- 協会加盟:公益社団法人 日本しろあり対策協会などへの加盟があるか
- 見積もりの透明性:坪単価・工法・使用薬剤名・保証範囲が明記されているか
- 床下調査の品質:写真付きで被害箇所を説明してくれるか
- 保証内容:保証年数と、再発時の無償再施工の範囲が明確か
- 相見積もり:3社程度を比較し、極端に安い・高い業者を見極める
業者のタイプによる違いも知っておくと安心です。大手は安心感がある反面、費用は高めになりがちです。地元の専門業者は柔軟で費用を抑えやすい一方、技術や保証に差があります。マッチング型(比較サイト経由)は手軽ですが、実際に施工する業者の質を自分で見極める必要があります。
悪徳業者の点検商法に注意|クーリングオフ
シロアリ関連では、「無料点検」を口実に訪問し、床下の写真を見せて不安を煽り、高額契約を迫る点検商法のトラブルが国民生活センターに寄せられています。
- 「今日契約すれば割引」などと即決を迫る
- 床下換気扇・調湿材・基礎補強など、駆除と直接関係のない工事を抱き合わせる
- 不安を煽る演出で、必要以上の工事を契約させる
もし訪問販売で契約してしまった場合でも、法定書面を受け取った日を含めて8日以内であればクーリング・オフが可能です。判断に迷ったら、消費者ホットライン「188」に相談できます。当社はしつこい営業や不要な抱き合わせは行いません。
シロアリ駆除の保証・火災保険・確定申告
お金にまつわる知識を整理します。
保証
業界では5年保証が一般的ですが、これは法律で一律に定められたものではなく、業者ごとの保証制度です。背景には、防蟻薬剤の効果持続の目安が約5年であること、公益社団法人 日本しろあり対策協会が5年を目途とした再処理を示していることがあります。保証の対象範囲は業者で異なるため、契約前に必ず確認しましょう。
火災保険
シロアリ食害は経年劣化・害虫被害の扱いとなり、原則として火災保険の対象外です。台風・水災など別の補償対象の災害が直接原因となった二次的損傷に限って、補償の余地がある場合があります。
確定申告(雑損控除)
国税庁の質疑応答事例では、シロアリの駆除費用および被害家屋の修繕費は雑損控除の対象になり得ます。ただし、被害を防ぐための「予防」費用は対象外です。適用可否や必要書類は所轄の税務署にご確認ください。
シロアリ駆除・点検の適期と頻度

シロアリは通年活動しますが、被害に気づくきっかけとなるのが4月〜6月の羽アリの群飛です。羽アリが飛んだということは、すでにコロニーが成熟している証拠で、数年前から食害が進んでいた可能性があります。
予防・再施工は、薬剤の効果持続の目安から約5年おきが一般的です。あわせて、年1回程度の定期点検を行うと、早期発見につながります。
シロアリ予防の基本|今日からできる対策

日常のちょっとした心がけが、シロアリの被害リスクを下げます。
- 床下の換気を確保し、湿度を下げる(換気口を塞がない)
- 基礎周りに木材や段ボールを放置しない(シロアリを誘引する原因に)
- 雨漏り・水漏れは速やかに修繕する(湿った木材はシロアリの大好物)
ただし、予防だけでシロアリの侵入を100%防ぐことはできません。定期点検と防蟻処理は、有資格スタッフが責任を持って実施いたします。
よくある質問(シロアリ駆除Q&A)
シロアリ駆除は本当に必要ですか?放置しても大丈夫ですか?
放置すると食害が進み、床のたわみや柱の強度低下を招き、耐震性や資産価値が下がります。被害が広がるほど駆除費用と補修費用の両方が増えるため、早期に対処するほうが結果的に負担は小さく済みます。
一軒家のシロアリ駆除費用の相場はいくらですか?
2026年時点の各社調べでは、坪単価はおおむね6,000〜8,500円(1㎡あたり約2,000〜2,500円)が目安です。30坪の住宅で約12〜30万円(代表的には20万円前後)とされますが、被害状況・工法・地域によって変動します。正確な金額は現地調査後のお見積もりでご確認ください。
バリア工法とベイト工法はどちらを選べばいいですか?
すでに被害が出ていて即効性と費用を重視するならバリア工法(薬剤処理)、薬剤の散布量を抑えて巣ごと駆除したい・予防を重視するならベイト工法が向きます。ベイト工法は効果が出るまで時間がかかり、定期的な管理費が必要です。建物の構造や被害状況を踏まえてご提案します。
シロアリ駆除は何年おきに必要ですか?
防蟻に使う薬剤の効果持続の目安が約5年であることから、5年を目安とした再処理と定期点検が一般的です。公益社団法人日本しろあり対策協会も、維持管理上5年を目途とした再処理を示しています。
訪問営業の「無料床下点検」は信用できますか?
不安を煽って高額契約を迫る「点検商法」のトラブルが国民生活センターに寄せられています。床下換気扇・調湿剤・基礎補強などを抱き合わせで勧められた場合は特に注意してください。訪問販売で契約した場合、法定書面を受け取った日を含めて8日以内であればクーリング・オフが可能です。困ったときは消費者ホットライン「188」へ相談できます。
火災保険でシロアリ被害は補償されますか?
シロアリ食害は経年劣化・害虫被害の扱いとなり、原則として火災保険の対象外です。台風や水災など、別の補償対象となる災害が直接の原因となった二次的な損傷部分に限って補償の余地がある場合があります。詳細はご加入の保険会社にご確認ください。
シロアリ駆除費用は確定申告で控除できますか?
国税庁の見解では、シロアリの駆除費用および被害を受けた家屋の修繕費は雑損控除の対象になり得るとされています。ただし、被害を防ぐための「予防」に要した費用は対象外です。適用可否や必要書類は所轄の税務署にご確認ください。
小さな子どもやペットがいても施工できますか?
はい。人やペットへの安全性が確認された薬剤を選定し、施工中の換気や一時退出など状況に応じた配慮をご案内します。事前にお子様やペットの有無を伺い、最適な方法をご提案します。
当社のシロアリ駆除サービスが選ばれる理由

床下から屋根裏まで徹底調査
シロアリの被害は見えない場所で進行します。含水率計などを用い、目視だけではわからない被害も丁寧に確認します。
建物に合わせた最適工法を選定
木造在来工法、ツーバイフォー、鉄骨造など、建物の構造に合わせた工法で施工します。薬剤の種類や施工方法を写真付きでご説明いたします。
5年間の再発保証
施工後5年間の再発保証をお付けしています。保証期間内の再発は無料で再施工。定期点検で早期発見にも努めます。
補修工事もワンストップ
シロアリで傷んだ木材の補修、床下換気扇の設置、調湿材の敷設など、駆除から補修まで一貫対応いたします。現地調査・お見積もりは無料です。
プロが到着するまでの応急処置

🚫 やってはいけないこと
市販の殺虫スプレーを絶対に使わないでください。シロアリが散らばって被害が広がります(忌避分散)。羽アリを掃除機で吸い込むのは問題ありませんが、蟻道(土のトンネル)は壊さないでください。調査の重要な手がかりになります。
🚪 今すぐできる応急処置
- 羽アリが出た場所の写真を撮影しておく(種類の特定に役立ちます)
- 窓辺に落ちた羽を数枚ビニール袋に保管する
- 床がブカブカする場所があれば、重い家具を移動させて負荷を減らす
📞 プロに任せるために
蟻道や羽、被害箇所の証拠はそのまま残してください。プロが被害の範囲・シロアリの種類・侵入経路を正確に判断するための重要な情報になります。まずはお電話ください。24時間365日対応しております。
シロアリ駆除の流れ
現場調査
被害状況や発生源を詳しく調査し、最適な駆除方法を特定します。
お見積もり
調査結果をもとに、作業内容と料金をわかりやすくご説明します。
駆除作業
プロの技術と安全な薬剤で、確実に駆除いたします。
予防対策
再発防止のための侵入経路封鎖や環境改善のアドバイスを行います。
アフターフォロー
保証期間内の再発は無料で対応。定期点検も承ります。
私たちが責任を持って駆除・清掃します
害虫駆除センター 代表